Bangkok 1

旅の始まりはカオサンロード。

2023.07.11

バンコク到着。スワンナプーム国際空港はリニューアルされ、さらに綺麗になっているように思えた。

 

空港からARLとタクシーを乗り継ぎカオサン近くの予約していたホテルへチェックイン。さっそく部屋に荷物を置いて散策へ。久しぶりのバンコクに二人とも高揚感がたかまる。

 

屋台で南国のフルーツミックス。軽くガムシロップがかかっていると思われるカットフルーツだけど移動で乾涸びた身体に染みわたる。

 

カオサンロード。アジアのバックパッカー旅の出発地であり、聖地でもあった。昔は学割の料金で観光するためここで偽造学生証を作って世界旅行へと旅立つ者。それこそ書けないようなことも行われていたであろうカオサンも今では立派な観光地へと変貌を遂げていた。何かしらの事はあるにせよ、とてもクリーンで親子連れでも食事や観光に訪れることが可能な場所になっている。大麻が合法になったので大麻ショップは増えていたが、反対にタイの売春や怪しい売人などは姿を消していた。ネットニュースなどで見るほど活気や観光客は戻っておらず、わりと閑散とした雰囲気が漂う。

 

ホテル周辺をぐるりと散策をして若いOLらしき女性たちで賑わうお店で夕食をとる。早速ビールとクイッティアオのセンレックを注文。牛肉煮込みの米中太麺。

ローカルフードが好きで、よく地元の屋台や食堂などで食事をとることが多いのですが、そんな時にお店を選ぶ基準として、若くて働いているだろう女性客、すなわち地元のOLで賑わうお店を選ぶようにしています。理由として若いOLに人気のお店は値段が手頃で清潔感のある店が多く、人気店は新鮮な食材を扱っている可能性が高い。さらに料理も美味しく話題の店や評判の良い店、新しい料理に出会えたりする可能性が高い。もちろん地元のオヤジ達で賑わうお店も大好きだけど。

 

食事を終え、夜のプール。

 

ホテルに戻り、自分はビール。お酒が飲めない妻の戦利品はソムオー(タイのサボン)。

 

ワット パークナムを目指して

2023.07.12

翌日ホテルの朝食をいただいて出発。

 

徒歩で近くの船着場へ向かう。

 

真夏のバンコクのチャオプラヤー川から望む景色と、勢いよく飛沫をたて水を切り裂き進む船上の風が何とも心地が良い。

 

船を降りて、強い日差しが照りつける道中にパッタイ屋さんに入る。小さな市場にある簡素な店だけど安くて旨かった。大ぶりのエビとシャキシャキの野菜を甘く濃いめの味付けで炒めて卵で包んである。今まで口にしたパッタイでは一番美味しかった。

 

目的地ワット パークナムに近づくとビックブッダが垣間見えて期待感が高まる。

 

ワット パークナム。厳かでありながら少し可愛らしさを漂わせるタイの寺院。

 

近代デパートのアイコン・サイアム

 

これからも旅が続く僕らに欲しいものは無いのだけれど、涼しいエアコンとウィンドウショッピングで涼をとる。

 

近くのオシャレなレストランで夕食。Wifiを繋いで仕事をしているであろうノマドもしくはヤングエグゼクティブな人達やオシャレなカップルに混じって少し居心地が定まらない無職ホヤホヤのオッサン。

 

いつも辛さを押さえてもらっても食べ切ることの出来ないパパイヤサラダ。最初は平気なのだが後半に辛さが蓄積されて食べきれない。

 

野菜とハーブがたっぷり添えられていて、味も美味しくて申し分ない。たまにはオシャレなレストランにも入ってみるもんですね。

 

帰りの船上では日中より、ずいぶんと涼しくなった川面の空気が日焼けとビールでほてった身体を優しく撫でて、熱を奪って行く。気づくと夕焼けに染まるワット アルンが美しく旅情を盛り上げる。

 

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ホテルへ戻りプールに入り、風呂上がりにセブンイレブンで買った好物のネームとネクタリンで晩酌。やっぱり旅行は楽しいとあらためて実感。ふと一息つくといつも一緒だった助六がもういないという寂しさに囚われてしまう。楽しいのに悲しい。